幸せな結婚をするために、大切なこととは?
結婚が決まったら、会場を選んだり、お料理、ご招待客を決めたり……。
おふたりは、人生の新しい一歩となる日に向かって、
弾むような気持ちで準備を整えていることでしょう。
もちろんそれも、とても素敵なことです。
でもその前に、
「結婚の本当の意味」についておふたりで考えてみませんか。
「結婚ってどういう意味があるの?」、
「結婚式はなぜ行うの?」
といったことをきちんと理解していただくことで、
おふたりの信頼感も深まり、結婚式は今まで以上に
"末永い幸せをつくっていくための大切な1日"となるはず。
ひらまつは、そう考えています。
今回は、ひらまつウエディングの顧問牧師として、25年以上にわたって
数多くのカップルの幸せを見守り続けている保科正和先生が、
幸せな結婚のためのヒントをお話しくださいました。
一生に一度、ではなく「人類の歴史の中で一回だけの」結婚
結婚とは、生まれ育った環境も性格もまったく違うふたりが出会い、
一生を共にする決心をすること。
「キリスト教では、神様の思し召しによって出会ったふたりが、
決意して誓いの祭壇に進み出るという意味があります。
それは、まさに"神によってもたらされた婚姻の恵みの神秘"なのです」
という、保科先生。
だからこそ、結婚は一生に一度ではなく
「人類の歴史の中で一回だけの」特別なもの。
ふたりの出会いに、そしてふたりをこの世に生み出してくれたご両親、
見守ってくれた家族や友人に感謝の気持ちを持つことが、
幸せな結婚への第一歩なのです。
結婚式は「許しと分かち合い」の儀式
結婚式は、挙式を行ってから披露宴で美味しいお食事を……というスタイルが一般的。
実は、これにも意味があります。
「キリスト教では、挙式と披露宴は
"許しと分かち合い"というひとつの儀式。
披露宴のケーキカットやお食事には、
お互いにすべてを許しあって誓いの祭壇に進んだふたりが、
集まってくれた人たちに
"夫婦のひとつだけの愛を分けてお渡しする"という、
深い意味があるのです」
と保科先生。
"ふたりの愛の形"でおもてなしをする披露宴。
お招きした皆さんに、本当に喜んでいただけるお料理を選びたいですね。
ふたりの「積み重ね」が50年後の幸せに
「ふたりで力を合わせた思い出が多いほど、
50年後、60年後には今以上に幸せになっているはず」
と、保科先生は話します。
ひらまつでは、キリスト教式の挙式が決まったおふたりに
牧師先生のカウンセリングをお受けいただきますが、
保科先生が最初に出す宿題は「結婚生活のテーマ」。
お互いがテーマを考え、それをふたりで話し合うことが
結婚生活へのスタートになるのです。
「ふたりが一緒にいることが奇跡。
その先は、お互いが努力をして幸せを積み重ねていくことが大切です。
何気ないことでも構わない。
結婚式の前から、すでにその積み重ねは始まっているのです」
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